全国重症心身障害児(者)を守る会は、知的、身体共に重い障害がある子どもの親として、この子をなんとか育てたい、守りたい一心から昭和39年6月に発足しました。
以来「もっとも弱いものをひとりももれなく守る」を基本方針に、在宅・施設充実の為の運動と広く社会に福祉の心を広げる活動を行っています。守る会の活動は東京に本部を置き、全都道府県に支部を広げ活動しています。
広島県支部は昭和50年11月、当時子鹿学園の園長であった難波先生を中心に結成されました。
部会は国立施設部会、重症児施設部会、在宅部会、母親部会で活動しています。
子ども達の生活の質の向上を目指し、それぞれが連携を取りながら子ども達に関わる様々な問題を一緒に考え、県、市への要望活動や一般の方に重症児(者)を理解して頂く為の啓発活動を展開しております。
守る会の概要
名称 |
広島県重症心身障害児(者)を守る会 全国重症心身障害児(者)を守る会 広島県支部 |
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会 員 数 | 400名 |
専門部会 |
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事務局住所 |
〒731-3622 広島県安芸太田町下殿河内3229 梶原しのぶ 様方 |
TEL・FAX |
0826-22-6806 |
守る会 三原則
- 決して争ってはいけない
争いの中に弱いものの生きる場はない - 親個人がいかなる主義主張があっても
重症児運動に参加する者は党派を超えること - 最も弱いものをひとりももれなく守る
親の憲章(親の心得)
重症児をはじめ、弱い人びとをみんなで守りましょう。
限りなき愛をもちつづけ、ともに生きましょう。
障害のある子どもをかくすことなく、わずかな成長をもよろこび、親自身の心をみがき、健康で豊かな明るい人生をおくりましょう。
親が健康で若いときは、子どもとともに障害を克服し、親子の愛のきずなを深めましょう。
わが子の心配だけでなく、病弱や老齢になった親には暖かい思いやりをもち、励まし合う親となりましょう。
この子の兄弟姉妹には、親がこの子のいのちを尊しとして育てた生き方を誇りとして生きるようにしましょう。
施設は子どもの人生を豊かにするために存在するものです。施設の職員や地域社会の人々とは、互いに立場を尊重し手をとり合って子どもを守りましょう。
もの言えぬ子どもに代って、正しい意見の言える親になりましょう。
親もボランティア精神を忘れず、子どもに代って奉仕する心と行動を起こしましょう。そして、だれでも住みよい社会を作るよう努力しましょう。
親の運動に積極的に参加しましょう。親の運動は主義や党派に左右されず、純粋に子どもの生命の尊さを守っていきましょう。